金庫は、持ち運べる利便性をむしろ活用する「手提げ型」のタイプを除いて、防盗性(盗まれることを防止する目的)を重視すれば重いに越したことはありません。
一般家庭用よりも、より多くの容量を必要とし、多くの人の目に入ることになる業務金庫なら、なおのこと重くて丈夫なものでなければならないと言えます。
最近は、外国人窃盗団による、組織的かつなりふり構わない大胆な方法での強盗被害が多く発生していて、そこそこの重さの金庫では簡単に持ち去られてしまう場合が考えられます。
どうしても持ち去りの心配があるのなら、床に固定する、アラームを設置するなどの対策を講じる必要があるでしょう。
ところで、そのように重い金庫を、ホームセンターなどの店頭で買った場合には、運ぶ手段も考えなければなりません。
多くが送料無料で届けてくれるはずですが、通常は玄関までの配送になっています。
玄関から設置場所までは、自分達で運ばなければならないのです。
また、インターネットを通じて購入した場合も、送料無料として配送が行われるのは、やはり玄関先までです。
届いたら開梱して、運んで、設置しなければなりません。
プロの泥棒でも、金庫の重さが60kgを超えると持ち去るのを諦めると言われていますが、購入した金庫が60kg以上の場合、素人が玄関先から事務所内などへ運ぶというのは容易ではありません。
より重くなる可能性がある業務金庫ならなおさらです。
そのような場合、有料にはなりますが、届けてくれて設置までしてくれるサービスを活用するのがオススメです。
金庫は、密度が高い物体ですので、見た目は大した大きさではなくても、かなり重いものであるということを知っておくべきで、設置のための費用を節約してもそれでケガをしてしまったのでは元も子もありません。
金庫ではありませんが、例えばピアノを専門に運ぶ業者があります。
その業者のスタッフは、グランドピアノでさえもたった2人で運んでくれます。
素人が5〜6人集まってもそう簡単には運べないものです。
金庫も同様で、プロの配送スタッフなら、安心して設置場所までの配送と設置を依頼できます。
更に、何とか運んだものの、床が抜けてしまったということも決して笑い話ではありません。
そのため、金庫を導入する時から、設置場所や配送方法について、金庫を販売しているお店と相談をしておくことが望まれます。
大きくて重くなりがちな業務金庫であれば、より一層、自分たちで何とか運べるだろうとは思わずに、安全性を考えて確実に配送のプロに運んでもらう、設置してもらうということを考えるべきでしょう。
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