*お客様のご要望・業種 部品製造業。これまで別棟だった工場とオフィス棟を1つの建物に集約した新社屋への移転に伴い金庫新規ご購入。600㎏の金庫購入にあたり、金庫を設置する経理部門のOA床下を補強するために購入金庫の図面をもとに事前に施工業者がコンクリートの架台を作り強化。3階まで階段上げ作業が伴うため、搬入経路と金庫設置場所・床強度の確認のため事前に下見訪問を実施した。 *e金庫本舗の対応・ご提案 40年以上前に搬入した両開きの大型耐火金庫。扉が閉まりづらく、鍵がうまく解錠されないことなどが増えてきたため、故障してしまった場合のリスクを考え、まだ何とか使用できるうちに同等サイズの金庫に入れ替えをしたとのご要望。 *e金庫本舗の対応・ご提案 まずは、実際に事務所を拝見し、どのような経緯でどこに壁が立てられ、搬出できなくなってしまったのか、確認させていただくことをお願し、訪問をさせていただきました。室内に設置されているほかの重機や機器類などの移動の可否、また、搬出経路の幅などをお客様にお手伝いいただきながら、搬出シュミレーションをしながら確認。さらに、扉の有効寸法と、扉を外した場合の有効寸法も測定し、あらゆる寸法を測定・シュミレーションを繰り返し実施。その結果・・・ 〈既存金庫搬出〉金庫の扉をはずし、部屋の扉部分の戸を外せば搬出可能。 扉前にある机がせり出していたあ、横倒しにすると脚と脚の間に空間ができるので、金庫搬出時に90度回転させる時には、そのスペースに一部本体入れると、扉に対して垂直に金庫を位置することができ、左右の余裕幅1.5センチと限られた状況でも問題なくスムーズに搬出できた。 〈新規搬入金庫〉搬出金庫より幅が狭いため、扉を通過すれば問題なく搬入設置できる寸法。 ただし、高さがこれまでの金庫よりも30センチ高いため、金庫搬入時の台車は低めの物を使用。扉枠に薄手の養生を当てながら扉を通過し、設置場所まで搬入することができた。 *成功のポイント 事前下見2回と細かな経路の採寸、金庫だけでなく部屋の扉も外す提案をして搬出搬入経路の確保に時間をかけて取り組み。さらに、シュミレーションを繰り返し、経路にテープを貼って、作業の確実性を確認しながら高め確実にすることができたため、お客様が長年諦めていた金庫の入れ替えをスムーズに滞りなく完了することができた。
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